「おばさん」と呼ばれて

確かに、世間一般でいうところの「おばさん」に自分が分類される年齢だという事は、私も、自分でも一応自覚はあります。
それでも、少し前までは、スーパー等に買い物に行って、店員や試食販売の人から「奥さん、奥さん」と連呼される度にぎょっとして、苦笑いしながらも心の中では「私は奥さんじゃない」と少々ムカついていました。
しかし、もうそんな事にも次第に慣れてきて、最近では、雑貨店で可愛い犬の置物を手に取って見ていて、知らない年配の女性から「お子さんは女の子?」と聞かれた時ですら、「あはは、そうなんです」等とデタラメを言い返す余裕ができていました。
ところが、先日駅の改札で切符を買うのに並んでいたところ、私の後ろにいたスーツ姿の男性から「おばさん、これ落としましたよ」と声をかけられました。
鞄から財布を出すときに、私がハンカチを落とした様でした。
一瞬「私か?」と考えた後、お礼を言って、その後あたふたと切符を買いましたが、しばらくショックで固まりました。
小学生の子供ならまだしも、スーツ姿の大人にとっても、もう私は「おばさん」なのだなぁと、ガックリしたのです。
しかし、よく考えたら、私はもう、就活中の子供がいてもおかしくない歳ですから、家に帰って鏡を見ながら、ニッコリ笑って現実を受け止め、せめて可愛いおばさんになろう!と決心しました。

カテゴリー: 日記 タグ: パーマリンク